或阿呆の東欧旅行② プラハ編-1
東欧旅行 プラハ編
突然決まった東欧旅行、そしてギリギリだった出発の朝──
プラハに到着したのは18:00ごろだった。緯度が高いのもあり、辺りは薄暗かった。
そんなことより寒い!寒すぎィ!
飛行機や空港がずっと暖かったから突然の寒さに体が驚いているのもあるが、流石に寒すぎる。市街地行きのバスを待つ間、私達は手の震えが収まらなかった。当たり前のようにバスは30分以上遅れてくる…
さすが!期待を裏切らない旧共産圏!!
とはいっても福岡の某バスは始発から遅延するから共産圏だからといってバカにはできない…
もしや某バス会社は同志によって運営されているのか?!
早速不満を抱えながら市街地に着き予約していたホテル、ホテルソブリンに宿泊した。
どうせ旧共産圏クオリティの宿だと高を括っていたのだが…
To nejlepší!(最高!)
先に言うとこの旅においてホテルソブリンを超えるホテルに泊まることは出来なかった。このホテルの部屋や朝食、サービスはとてもよくプラハへ旅行する際にはおすすめのホテルである。その日の夜はホテルの人から教えてもらった近くのレストラン『Bredovsky Dvur』でチェコ料理を食し、明日への英気を養った。
翌朝ホテルの朝食を食べ、プラハ市街へと私達は出向いた。
とりあえずプラハについて説明するとチェコの首都であるプラハは街の中央にスメタナの曲のテーマとなったモルダウ川が流れ、ルネサンス、ゴシック、バロック式の様々な様式の建物が残り、14世紀には神聖ローマ帝国の首都が置かれローマ、コンスタンティノープルに並ぶ都市として「黄金のプラハ」、また街に尖塔が沢山あるため「百塔のプラハ」と呼ばれ栄えていた。
それではプラハのおすすめ観光スポットでも紹介していこう
<プラハのおすすめ観光スポット>
◆『火薬塔』
まずは旧市街への入り口に一際目立つ後期ゴシック建築の塔、「火薬塔」が聳えたっている。建設当初は「ニュータワー」と呼ばれていたそうだが、17世紀に火薬を保存する倉庫として用いられたため火薬塔と呼ばれるようになったそうだ。
◆『旧市街広場』
火薬塔を抜けると「旧市街広場」にでる。ゴシック様式とバロック様式など様々な建築様式を目にすることができた。広場の中央には世界史履修者なら必ず見たことがあり、かつ草を禁じ得ないヤン・フスの銅像がある。まあこんなネタにされる絵を描かれ可愛そうだが、彼は当時のカトリックを批判し、公会議にかけられ処刑され、その結果チェコの民族運動や宗教改革が益々加速させるきっかけを作った重要人物である。
◆『プラハの天文時計』
そして広場を抜けると有名なプラハの天文時計がある。この時計は太陽や月の動きを表す天文図と暦と時刻を表しており、一定時間になると死神の彫像が鐘を鳴らし12使徒の像が現れる仕組みとなっている。まあたくさん人がいるのでスリなどが多発しているので、くれぐれも注意して観光してほしいところである。実際にスリを目撃したので尚更だが…
ではプラハの観光スポットはたくさんあるので今回はここまで!
次回!『続・プラハ観光』お楽しみに!!
今回はプラハの旧市街の観光案内だけのつまんない記事でごめんね!