道祖神様の下着は何色か。

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或阿呆の東欧旅行⑩ ミュンヘン編-1

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東欧旅行 ミュンヘン

ザルツブルクを発ちミュンヘンに到着したときには夜になっていた。

 

とりあえずホテルに荷物を預けに向かった。ミュンヘンの市街地から少し離れていたが安かったので泊まることにした。

 

だがホテルを見て絶望と激しい後悔に襲われた。見た目がどう見ても刑務所なのである。部屋の扉も格子が付いており外から丸見えであり、香港のホテルに匹敵するほど狭いのである。またシャワーもライトが付かず2月という真冬にも拘わらず水しか出ない。また最悪なことにWi-Fi完備と言いながらも使用できず、ネットと書いている情報が何一つとして存在しないのである。

 

正直疲れていたので寝たかったのだが、ホテルに滞在するより外にいたほうが安全だと思い夜のミュンヘン市街へと向かった。そして私たちはドイツに来たからにはということでビアガーデンに行くことにした。最初なので観光客向けのところにいったが、地元民も多くいるようだった。とりあえずビールを頼んだのだが、、、、

 

でかい でかすぎる!!!

 

いや日本のジョッキが小さいだろうとは思っていたが1リットルのメガジョッキで来るとは思わなかった。さらに日本大手3社のどのビールより味が濃い。さらにアルコールも強く感じた。この一杯でほろ酔いになった私たちはスイッチが入りはしごすることにした。次に入った店はいろいろな会社のビールが飲めたのだが、リッターを飲むにつれて判断を失い、池沼系大学生の私たちは愛飲の強零酒よりも度数の高い

 

14%

のビールを遊びで何杯も飲んでしまった。ただでさえお酒が強くない私は旅の疲れで酔いが早く回り、トイレに駆け込んだがここで大きな過ちを犯してしまう。

damen

herren

どっちが男子トイレだと思うか?私はherrenはヘレンケラー的な感じで女と思いdamenはmenとついているの男と思いdamenと書かれたトイレに突入した。これが寄っていなければもう少し考えを巡らせていただろうが酔った私に思考という二文字なくただ直感で直進あるのみとして入ってしまった。しかしトイレに入っても一つも小便器がない。ここにてすべての酔いが覚め、焦った。とても焦った。欧米では性犯罪は重罪とされているので、もし通報されたらおしまいである。

 

だが、、、運の悪いことに淑女がトイレに入ってきたしまった!!

 

謝罪すれば許してくれるだろうと思ったが焦るあまり私は

 

Danke schön

(ありがとう)

 

終わった、、、、、何を私は言っているのだ。焦るあまりにタイミング的に一番ダメな言葉を言ってしまった、、、、

 

だが幸運なことに淑女は酔って間違われた観光客と思ったのだろうが微笑み、おとがめなしであった。

 

本当にありがたい、これこそDanke schönである本当に通報されなくてよかった。とても恥ずかしいドイツデビューを果たした私は二度と酒を飲まないと誓い、友人と刑務所ホテルに帰った。

 

 

 

次回 『ミュンヘン市街地 観光編』お楽しみに!!!